格安SIMのファミリー向け容量シェアとは

格安SIMというのは元々安く設定してユーザーを増やそうというものなので、お得なプランなどは当初少なかったですね。しかしそれでは、大手通信会社キャリアに家族で契約している多くのユーザーを呼ぶことができません。「家族で入っているから、自分だけ格安SIMというわけにはいかないし、格安SIMに家族で移るメリットはあるのか」という疑問が出てきます。ここで登場するのが「ファミリー向け容量シェア」です。これまで家族一人ひとり容量を自分に合わせて購入して、家族割りなどで安くしてきた方が多いと思います。でもその月に容量を使い切るかというとそうでもないのです。使い切れなかった容量を次の月に家族分繰り越してみんなで使う。思いっきり使えそうで、ヘビーユーザーが家族にいる方には朗報でしょう。

 

ファミリー向け容量シェアのメリット

大容量格安SIMを1契約で複数のSIM(回線)を購入し、家族でデータ容量をシェアすると、動画などが好きな子供が契約者である親の容量まで使いきってしまった・・・なんてことも起こりかねません。この場合家族全体責任で低速状態が続きます。そこで、家族それぞれが回線と容量を持ち、その余剰をシェアするという方法が出てきます。これなら、個々の最低容量は保持されることになります。使いすぎの低速状態も、個々の問題になります。家族の個々が自分が使う容量になるべく近いところを契約し、家族の中のヘビーユーザーは少し抑え目の容量を設定します。家族のヘビーユーザーの容量を抑えることで1家族としての総支出がまず抑えられます。「しかし、それでは家族の中のヘビーユーザーが我慢すればよいというだけになってしまう」となってしまいますね。そこで一ヶ月の家族の余剰容量を集めて繰越して、次月の家族のデータ容量にプラスするのです。ここから使うことで、ヘビーユーザーは元のデータ容量にプラスして使うことができるのです。どうしても大容量データSIMは格安SIMでも高額になりがちなので、家族でその分を補ってあげるという考え方です。

 

家族シェアをするデメリット

家族それぞれの名義で格安SIMを購入する場合、mineoなどは家族割で月額料金から50円引きになったりします。そこはメリットですが、楽天モバイルなどは繰越シェアするために月額100円が必要だったりするので、あまり金額的にお得には感じられないところがデメリットでしょう。つまり、基本的には大手通信キャリアのようなファミリー向けのようなお得さより、オマケ感覚という感じになります。ファミリー向けを無理に探すことより、元々お得なプランや使い勝手が良いところを探し、そこにプラスαという形を想定した方が良いでしょう。

 

ファミリー向け容量シェアならmineo

Mineoならば、家族の個々で容量を保持して、その余ったデータ容量を繰り越すことができます。繰り越すだけでなく、繰越分は家族で分け合える「パケットシェア」にすることができます。最大5回線まで利用できますが、無料ですが申込が必要です。例えば、家族3人が1GBで契約したとします。1GBがちょうど良いというAさんは使いきらずに100MBくらい残っていたりします。あまり使わないけれど、緊急時用に持っているというBさんは500MBくらいは残っていたりします。ちょっと足りなくてギリギリまで使い込んでしまうCさんもいます。この3人の家族の場合、家族シェアできる100+500MBで600MBを繰り越しシェアすることでギリギリまで使ってしまうCさんが利用可能になります。「ギリギリだから1MBより容量を大きくしたい」となると1GBから3GBへ変わると月額が100円高くなりますからお得になります。ここに家族割の50円を加算すれば、さらにお得になります。

 

楽天モバイルのデータシェア

楽天モバイルのデータシェアは、前月繰越分を翌月契約者間で分け合うことができます。余ったデータ容量を翌月みんなで分け合うのです。この「みんな」という定義が、楽天モバイルでは本当の家族だけでなく友人などとでも可能です。設定はオーナーがメンバーに招待メールを送り、メンバーがメンバーズステーションで承認することで使用できます。この方法は一人で何台も端末を持つ方にも有効です。しかしこの「データシェア」ですが、月額料金100円かかるところが難点かなと思います。せっかく家族や友人間のヘビーユーザーの容量設定を落としても、繰り越して少しでもデータを分け合おうとしても、すでに100円の月額がかかってしまっているところは微々たる節約を埋めてしまいそうです。